自作曲を聴いてもらうためSNSに投稿を始めたところ、プロ並みの曲を披露している人が沢山いることに驚きました。
私も頑張ろうと、とてもいいモチベーションになっていたのですが、色々なサイトを試聴するうちにAIで作曲している人が多いことに気づき、モチベーションは下がり気味。
私はオリジナリティーを大切にしてます。そのためにどんな作曲をしているのか、自分のためにも、その点を明確にする必要性を感じたので、「MIDIに主眼を置いた私の作曲法」について少し突っ込んで整理することにしました。
- MIDIは一言でいうとPC上の五線譜
- 表現したい内容により手順が変わります
- バンドでは使えなかった楽器が使える
- 高額な音源でも、本物の生の音を出すのは不可能
- ひとつひとつの音を自分で考えて入力
- MIDIだけで完成した曲は、究極の自分好み
- MIDIは五線譜と同じ指定が、デジタル音源に対して、できる
- MIDIはリタルダンドが苦手
まずは、自作曲を一曲どうぞ。
ドライブに行こう[ピアノ・ソロ]
Let's Drive[Piano Solo]
Composer: JPSamu
Self-composed music(自作曲)
MIDIは一言でいうとPC上の五線譜
MIDIは一言でいうとPC上の五線譜です。
紙の五線譜は手で書きます。最近はPCに音符を入力することもあるようです。
MIDIも手で入力しますが、その他にも楽器で演奏した曲をそのままMIDIという楽譜に落せます。
私は、大雑把にキーボードで弾いたあと、MIDIを修正して完成させます。
表現したい内容により手順が変わります
少し難しい音階やテンポの時は、MIDIで書くのは煩雑なので、そのポイントだけ楽器を練習して入力しています。そうすることで、ノリがよくなるし、難しい音符が簡単に入力できるからです。
メロディーがある程度目途が立ったらアレンジをしながら、さらに、メロディーを調整します。ほとんどの場合、コードはあとで付けますが、コードを先行して、それにメロディーを乗せることもあります。ドラムやベースを先行させることもあります。要するにアレンジしたい内容によってアレンジの手順は変わります。
バンドでは使えなかった楽器が使える
次は、曲にあった楽器の選定です。
私は、Gピアノ、サックス、生ギターの音が好きなので多く使います。それと、バンドをやっていた頃は決して使えなかったバイオリンやコントラバス、チェロなども好んで使います。シンセサイザーも以前は使ったこたとがなかった、というより演奏者がいなかった。
今は全て使います。
高額な音源でも、本物の生の音を出すのは不可能
ちなみに、ここでいう、Gピアノ、サックス、生ギターなどは、全てデジタル音源ですから、ほとんどの音源がシンセということになります。それでも、本人は生のつもりで楽器を選んでますので、ご容赦ください。
もちろん、音源には生の音を録音したものをデジタル化するようですが、どんなに高額な音源でも、本物の生の音を出すのは不可能といわれてます。
とはいっても、ドラムはかなり生に近いと思いますし、ピアノもそこそこいい音だと思う。バイオリンがちょっと不満。
+++ここらで一休み、自作曲をお聴きください。+++
優しく愛して[Gently Love]
Composer: JPSamu
Self-composed music(自作曲)
ひとつひとつの音を自分で考えて入力
そうした全ての楽器の演奏をMIDIという楽譜に入力しては修正しながら完成させます。その全ての楽器のひとつひとつの音を自分で考えてMIDIに落とします。そのため、1曲を作るのに結構、時間がかかります。
この点をトラック数でいえば、昔は、プロでも16トラックをフル・トラとよんで録音してましたが、私のMIDIの曲は少なとも約30トラック以上使っています。そこにあるMDIを楽器ごとに全て調整します。
その後のミックスダウンは、さすがに未経験ですので、DAWを使いだして数年たちますが、いまだに苦戦中です。 とくに、バイオリンのイコライザーがうまく調整できません。
MIDIだけで完成した曲は、究極の自分好み
本物の楽器によるセッションも楽しいですが、MIDIは全ての楽器を細部まで自分で決められる点が楽しい。セッションでは、相手に合わせる一体感が楽しいのですが、MIDIでは、「ここはこうしたい」という、わがままが細部にまで徹底できる。つまり、完成した曲は、全て究極の自分好みです。
AIでの作曲も、デジタル音源やMIDIを使うのだろうと思いますが、恐らく、曲作りの難しいポイントはAIにまかせているのだと思う。本当は、そこが曲作りの醍醐味だし、面白い所だと思います。
MIDIは五線譜と同じ指定が、デジタル音源に対して、できる
あるバイオリニストが、デジタルに感情移入はできない、とおっしゃた。私の好きなミュージシャンだったので、ちょっとショック。しかし、よく考えてみると、紙の五線譜では、音程、音の長さ、強弱、ゆっくり演奏する、などを記号で指定し、作曲者の意図を演奏者に伝えます。
MIDIも紙の五線譜とまったく同じ指定が、デジタル音源に対して伝えることができます。あながち、感情が入らないわけではない。
私としてはMIDIという五線譜に感情を込めて、デジタル音源という演奏者が、作曲者の意図を正確に表現してくれると、認識しています。
MIDIはリタルダンドが苦手
ただし、MIDIはリタルダンド、つまり、部分的にゆっくり弾くのが苦手です。もちろん指定すればできますが、指定が大変。私は、今のところ、リタルダンドを使わずにすんでます。というのも、ゆっくりとした感じは音符の長さを調整するだけでも結構できるからです。
私の曲創りは、そうしたデジタルなりの感情移入を大切にして、音の強弱はもとより、ときには大きくテンポをずらして書いてます。
最後に、MIDIという規格は、メーカーの違うデジタル音源が理解できる世界的に通用する基準です。
以上、おしまい
+++最後に自作曲をお聴きください+++
笑顔は魔法[A smile is magic]
Composer: JPSamu
Self-composed music(自作曲)
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